世界平和の合い言葉


「日本人は、自己の完成と共に、社会人類の平和のために生命を挺してゆくことが必要なのです」

「根本は、人類のために平和を平和を創るんだ、大義に殉じるんだというところに入っていかないと決定しません」
(質問ありませんか?2 P.119)

五井先生の真の平和主義

私たちは、五井先生のこの言葉をよく噛みしめなければいけません。五井先生は、ただ祈りだけの安易な平和主義運動を言われたのではありません。世界平和のために、大義に殉じる覚悟がないと、真の平和主義ではないと言われているのです。非暴力による真の平和主義運動を提唱されたのです。それは、キング牧師や、カンジーの精神と同じであるのです。口先だけの平和主義は世界を変えることは出来ないことを述べておられるのです。身を挺してこそ真の平和主義であると言われているのです。

そして、日本は、真の平和主義運動の先頭に立たなければいけないと述べられているのです。幕末の志士が日本国のために殉じたように(時代背景は違いますが)、五井先生の弟子は、世界平和のために、非暴力による真の平和主義運動に身を捧げていかなければいけないと説かれているのです。「世界人類が平和でありますように」という祈りは、崇高な天に捧げる祈りなのです。

「世界人類が平和でありますように」は、世界の宗教、民族、国家の合い言葉

世界には様々な宗教があり、民族の習慣があり、国家のイデオロギーがあります。特に宗教は、それぞれの本尊があり、信条も様々です。それらの多様な宗教を一つにまとめる「祈り」は「世界人類が平和でありますように」しかありません。唯物論者にも「平和の祈り」は抵抗なく受け入れることができます。

五井先生が求めていた、祈りによる世界平和運動は、すべての宗教者が「世界平和の祈り」を合い言葉にして、大同団結することす。このことを通して、宗教的な対立は、「世界平和の祈り」により大きな一つの輪に発展することが出来るからです。宗教的信条の自由は、基本的人権です。それを一つにするのは、今の地球人類では不可能でしょう。しかし、「世界平和の祈りで」大きな輪にすることは十分に可能です。

私たち五井先生のみ教えを奉じるものは、自らの精進とともに、「世界平和の祈り」を全世界に広布する任務もあると思います。世界平和は、それなくしてありえないからです。
日本国の天命は、真の平和主義を世界に広めることであると、五井先生は繰り返し述べられています。

小異を捨てて大同につく

五井先生を尊敬する者が、小さな考えからの相違で反目するほど愚かなことはありません。他力も自力も、絶対力になれば同じなのです。目的地は同じです。そんなことで、反目するよりも、「世界平和の祈り」を広布することに、伴に協力することに全力を尽くすべきです。かつてのプロテスタントとカトリックの宗教戦争の愚を繰り返してはいけません。同じキリスト教で争うなどは、愚の骨頂です。主イエスがどれほど悲しんだしょうか。私たちも、五井先生を悲しませてはなりません。

真の平和主義

真の平和主義は、安易な祈りだけでは実現しません。世界平和のために身を挺する覚悟がなければ、観念論に終わってしまうでしょう。私たちは、五井先生を慕い信頼して、「五井先生、どうか私の命を使って下さい」と祈る勇気が必要であると思います。それでこそ、身を挺し、大義に従うことが出来るからです。あるいは「五井先生、どうか私を神の器にして下さい」と祈るべきです。

五井先生に捧げたらその人を犠牲にすることはありません!

神様は愛ですから、その人が最も幸せになるように導いて下さいます。神様はその人に最も適した道に導き、貴方に最善な霊性開発の方法をとって下さいます。貴方を苦しめるようなことは絶対になさいません。五井先生の優しい愛を信じましょう。貴方を苦しめるのは、神の御心に反した時に起こることで、神の御心に叶うことをした人を苦しめるはずがないのです。(質問はありませんか?2 P.72)

神が無量の愛であることを信じましょう。その無量の愛で、煩悩をもったままで救って下さるのです。そんな慈悲そのものの神様が、どうして御心に従おうとする人を苦しめるでしょうか。主イエスや五井先生のような特別な使命を持った聖者には受難がありましたが、主イエスも五井先生も、それを甘受されています。私たち凡人に、耐えられない苦しみを与えるはずがないのです。すべてを赦し、すべてを救い、すべてを天国浄土に導く愛の神を信じましょう。

永遠に 五井先生は 我が師なり 真の平和の 大義に生きん

崇高な 世界平和の 道のため 我が命をば 捧げゆきたし

己が身の 生きるすべての 志 五井先生より ほかになからん

愚かなる 己が心の 恋ふ人は 五井先生が 命なりけり



B.G.M.

SOLITUDE/SOLITAIRE   PETER CETERA

「Glory Of Love」


    



  
                                                               ホームページ