中国尖閣を領土宣言


このところ、新聞を見ると何か大きなことが起こっています。今日も一面に中国が尖閣を中国領として、尖閣にいる日本の漁船を拿捕するとかいてありました。日本の海上保安庁も拿捕されないように厳しく見守ると書いてありました。

中国は日本を舐めきっています。これは、日米同盟で日本はアメリカが守ってくれるとばかり思い、軍事面をおろそかにしてきたからです。日本の国は日本人が守らなければ誰が守るのでしょう。アメリカは日本に原爆を落とした国ですよ。アメリカがすぐに助けてくれる保証などは今ではなくなってきました。トランプ氏がアメリカは日本を助けない。アメリカは日中戦争に荷担して第三次世界大戦巻き込まれるのはまっぴらだと発言しています。自分の国は自分で守れというのがトランプ氏の言い分で、当たり前すぎるくらい当たり前のことです。

日米同盟が結ばれた頃と今とでは日本の経済力は全く違います。それにも関わらずアメリカ頼みにしているのは日本の怠慢としか言えません。自分の国を他国に守ってもらおうというほど虫のいい話はなく、そんなことを考えている国は、何処へ行っても馬鹿にされて、国の存在さへ認めて貰えないでしょう。

しかし、現実的には決して日本はバカにはされていません。それは、自衛隊がハイテク化された武器を持ち、日本列島を強固に守っているからです。それでも、中国から見たら存在感はないようです。核兵器は抑止力ですから、中国が核兵器を使うことはありません。もし使えば、日米同盟がある限りは米国の復讐があるので、核兵器はあくまで抑止力です。

しかし、尖閣や石垣島で戦うのは通常兵器です。中国は経済成長度同時に軍事力を拡大しつづけてきています。軍艦の数も多数になりました。アメリカの大統領選挙でトランプ氏が勝つのを中国は狙っています。もし、米軍が援軍しなければ、たちどころに尖閣と石垣島の辺りを占領することを狙っています。

平和ぼけした日本人は今でもアメリカが中国の軍艦と戦ってくれると思っているのでしょうか。アメリカは移民を始め、最近では白人層の貧困化が問題となり、トランプ政権の支持者の多くがアメリカの中間層の白人です。馬鹿にならない数があります。黒人や移民の数より遙かに多いですね。アメリカの中間層の貧困下は社会問題になっていますが、オバマ政権は何ら支援策を採りませんでした。それが大きな渦となってトランプ氏を大統領候補に押し上げたのです。

日本の様な裕福な経済大国に何でアメリカ軍が援助しなければいけないのか?これは米国民の全ての人が思っています。自分の国ぐらいは自分で守れというのが、今のアメリカの民意です。

それを真剣に考えてこなかったのが日本人です。終戦後の焼け跡の意識がまだ日本人には残っているのでしょうか?そうとしかいいようがありません。

それとも、尖閣と石垣島等が中国に占領されて初めて目が覚めるのでしょうか?その時にはもう手遅れです。尖閣と石垣島(日本での最大の自然遺産)を取り返そうと思うならば、今度は中国と全面戦争をして勝たないと帰っては来ません。北方領土と同じです。しかし、今の日本人が中国と全面戦争をする覇気がありますか??

安倍首相のインタビュウも何も新聞には出ていません。安倍首相には以前から周到に構築してきた自信があるのでしょう。国家の危機が訪れれば、必ず首相の発言があるはずです。様子を見ているのでしょう。安倍さんほど日本を愛している首相はいまだかって出ていません。安倍さんが愛国心の塊です。

アメリカの大統領選挙の結果をみているのでしょう。11月にありますから、もう少しですね。それからでしょう、安倍さんが動くのは!

まだ、あります。カリフォルニア州にあるグレーテル市の性奴隷の像を撤去する裁判で日本側が負けて、アメリカの最高裁に上訴するというニュースがありました。当然でしょう。やっと日本人が動いてきました。




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