意識の持ち方

意識の持ち方

意識の持ち方で、人生が大きく変わってくることがあります。例えば、今の職場に満足している、していないで仕事の成果は随分変わってきます。満足していれば、意欲的になりますが、満足していなければ、何をするにしても消極的になってしまいます。よほどひどい職場でない限り、満足する、しないは、その人の意識の持ち方しだいだと思います。給料は余りよくないけれども、人間関係がいいので満足している人もいれば、いくら人間関係がよくても、給料がよくないので不満を持っている人もいるわけです。つまり、意識の持ち方というのは、微妙でほんのちょっとしたことで変わってくるわけです。

心の持ち方

心の持ち方を考えて見ましょう。人間の心には、大きく分けて二つの側面があります。一つは、本心で、神の子であり仏である心です。

もう一つは、業想念の心です。業想念は、強盛で心を支配しがちになります。しかし、それを消えてゆく姿として認識している、本心もあるわけです。人の心はこの二つの何れかにあります。

自分はためだと思う心は業想念です。業想念は、業の深い人間が救われるわけがないとか、神の愛で救われるはずがない、と思っている心です。自分を疑い、神を疑う心で、根深いものがあります。

本心は、自分は神の子であり仏であり、それが人間の本当の心だと思っています。神は人間の親であり、神は必ず救って下さると思っています。

意識の置き方

心のどちらに意識を置くかは、天と地ほど離れているわけでありません、ほんのちょっとした力点の置き方で変わってくるとわけです。業想念は強盛で心を支配しようとします。そこに意識を置くと、業想念のなすがままになってしまいます。しかし、業想念は消えてゆく姿であり、本心が人間の真実な心であるという信念から、本心に意識を置き、自分を神の子であり仏であるとすることもできます。

そのどちらかに選択を迫られたなら、人間は神の分霊ですから、本心の方に意識を置くのが当然と言えるでしょう。その決心がつけば、貴方は、神の子であり仏であるということになります。矛盾した思いは、すべて消えゆく姿となります。実に、これが、人間の本来あるべき意識です。

人間は神の子であり仏である

今貧乏である、今病気である、今不幸である。そうすると、今の自分が間違って
今の自分が不幸なような気がするんです。そうじゃないんだ。今の自分とは違うんです。
過去世の波が本心の前を通り過ぎてゆくだけなんです。今の自分とは違う。世界平和の祈りを
聞いて、お祈りをしているあなた方は、神の子であり、菩薩であり、天使であり、救世主なんだ。
今不幸だ、今病気だ、今なんだかんだと言っているものは、消えてゆく姿なんですよ。
過去のもの、すんじゃったものが、現象に現れて消えてゆくんだから、掴みさえしなければ
そのまま消えていく。では自分は何を掴んでいればいいか。神様だけを掴んでいればいい。
「ああ自分は神の子なんだな、自分は天使なんだな、自分はこの世に世界平和の祈りのために
来ているんだな。」というように本当に思って平和の祈りの中へ入ってくれればいいんですよ。


五井先生から賜る真理

真理を無理に悟ろうとすると、返って業想念におおわれます。他力に徹して、五井先生から真理をありのままに賜ればよいのです。今の病気や苦難は、すべて過去世からの波をかぶっているだけで、「世界平和の祈り」をしている今の貴方は、神の子であり菩薩です。私は神の子であり菩薩です。有難いことです。神様に心より感謝致します。私は神の子であり菩薩です。有難うございます・・・。

救われている自分

神の子であり菩薩であるわけですから、当然救われています。神の子であり菩薩であるという確信がある以上、救われていることも確かです。

感謝行

救われが決定していれば、もう安心して心から、神に感謝することができます。感謝の日々に変わっていきます。

世界平和の祈り

自ら神の子であり菩薩である立場から、

世界人類が平和でありますように
日本が平和でありますように
私たちの天命が完うされますように

崇高な祈りを捧げることができます。

守護霊様
守護神様
五井先生
有難うございます

心から救われたことに感謝の祈りを捧げることができます。

神我一体の祈り

「世界人類が平和でありますように」は、神の念願でもあり、また、神の子であり菩薩である人間の念願でもありますから、この祈りによって、神と人間の心が一致します。つまり、神我一体の祈りであり、人間の魂は一層浄められ、高められていきます。そして、神の御心が、自然に人間に現れてきます。

人は皆 神の御子なり 愛しの子 信じる者を すべて救はん

わたくしは 神のみ子なり 菩薩なり 迷いはすべて 消へてゆくなり



B.G.M.

ボッケリーニ フルート協奏曲

                                   自選複製原画集      萩尾望都    

 



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