アメリカの混迷と日本人の平和ぼけ

今高橋先生のご著書を拝読しています。今までの白光出版の中では、中身が充実しており、様々な話題で五井先生のお人柄やみ教えを分かりやすく書かれています。まだ2/3位まで読みましたが、話題が豊富でもう少し頑張って読みます。

今更ながら思えるのは、五井先生に出逢い、薫陶を受けた方は幸せだったと思います。写真を見ただけで、その人の運命がほぼ分かったような霊格のあった方で、相談を受けた人が次々に救われていった様子が書かれています。

今はあの頃よりももっと社会は複雑になっており、アラブ人の自爆テロが多発して、ISISから逃げるために多くの難民が国境を越えようとしています。また、ソ連邦は崩壊しましたが中共が覇権主義を取り周りの国から非難され、我が国も尖閣で中共軍と衝突寸前になっています。大国として影響力の多かった西欧も、EUやユーロで矛盾が噴出して、経済的には中共や日本に後塵を拝するようになってしまいました。

また、11月初旬にはアメリカの大統領選挙がありますが、下馬評はヒラリー有利となっています。私は泡沫候補であったトランプ氏が何故共和党の代表にのし上がったのが分からず、「トランプ台頭の秘密」という本を読んでびっくりしたことがありました。

日本で言えば今の安倍政権(保守)を支持する新聞として読売新聞とか産経新聞がありますが、アメリカのマスコミは新聞社は全て左翼で、白人の中間層を支持する保守的な新聞社はないそうです。テレビ局も左翼がぎゅじっており、保守層に訴える意見はほとんどないのが現実です。日本では日本テレビやフジテレビなどは保守的で、全てが左翼ではありません。

ですから、日本にはトランプの悪口ばかりがニュースに入って来ますが、ニューヨーク・タイムズの様なバリバリの左翼の新聞が、トランプの人気を無視して、トランプに不利な情報ばかりを流しているのが現実であると、その本に書かれていました。著者はコミンテルン(世界共産主義拡大運動家)ハンターで有名な人です。彼に聞けば、戦前から戦後にコミンテルンがどんな策謀をしたかが全てわかります。

日本と戦争をした民主党のルーズベルトは典型的な左翼で、彼は太平洋戦争、ヨーロッパ大戦に全て勝ち一時アメリカの英雄になります。そのバリバリの左翼のルーズベルトが戦後のアメリカ社会のレールを築きます。その伝統は現在まで及んでいて、マスコミの殆ど全てが左翼系によって占められています。日本で言えば朝日新聞のような左翼系ばかりということになろうかと思います。

日本の戦後処理も全てルーズベルトがしたことで、軍隊を認めない今の憲法をつくり、安保条約でアメリカが一方的に日本を守ることを決め、日本は事実上アメリカの属国になりました。日本が独立していると思っているのは日本人だけで、世界中の国は日本はアメリカの属国としか見なされていません。自分で自分の国を防衛するための軍隊も認められてない国が主権を持った独立国であるはずがありません。それを知らないのは平和ぼけした日本人だけです。

今、中共と北朝鮮が連合して攻めてくれば、日本は完全に滅亡します。アメリカの援助がなければ・・・。民主党のヒラリーも両親はバリバリのコミンテルンでした。オバマは移民系ですが政策は左翼的で、貧困化する白人層には何ら手を打ちませんでした。そして、アメリカでは移民や黒人の権利が強く、今や白人と逆差別が出来るほど、有色人種の権利がまかり通っています。

白人は、学校でもマスコミでも、黒人を奴隷にして世界に植民地を築き現地人を奴隷のように酷使した汚い人種として説かれており、アメリカでも多数派の白人でも自虐史観を徹底的に教え込まれるそうです。それは、戦後の日本の自虐史観と変わらないくらい徹底しているそうです。

ですから、アメリカから流れてくるのは左翼の民主党支持のニュースで、アメリカの保守層の意見は全く日本のマスコミには伝わっていないことを知っておかなければいけません。トランプの評判も保守層の意見ではなく、左翼の妨害的なニュースばかりが流れてきているのです。

アメリカには古き良きアメリカを求める白人の保守層は未だに健在で、人口の比率からいえば黒人や移民をはるかに凌ぎます。ですから、左翼のアメリカのトランプ批判で、民主党有利といわれていますが、本当は投票を初めて見ないと、どちらが勝つかは全く分かりません。朝日新聞のように自分達に有利な世論調査をして左翼が強くするような工作はお手の物なのです。

また、ストロング・ジャパン・ポリシーを持っているのはアメリカの保守層で、トランプは日本を本当に独立国にして手を結ぶことを考えています。逆に民主党はルーズベルト以来の日本の無力化を狙い中共との関係を深めようとしています。韓国人の日本の慰安婦像をアメリカに建てたのも民主党政権ばかりです。保守は東京裁判は明らかな不公平裁判であり、日本の名誉を復活させ、日本と対等な関係を持とうとしています。


私は、日本は少なくても独立国と世界から見なされるためにも、憲法を改正して自衛隊を正式な防衛軍にして、中共と尖閣で戦争になっても勝てるような軍備は持っていないと韓国や北朝鮮からもなめられるだけになってしまいます。

そして、今の安保条約をやめて、日本とアメリカと同等な軍事同盟を結ぶべきです。そうしないと、日本は永久にアメリカの属国なってしまい、アメリカが日本を捨てたら、中共と戦争をしても敗北して、日本は中共の植民地となってしまいます。中共の植民地になればどんな国になるかは皆さんもよくご存じでしょう。保守派は徹底して迫害されるでしょう。共産党が国民を絶対支配するという今の中共のようなひどい国になってしまいます。

五井せんせいに関しては全部読んで感想を書かせて頂きます。

世界人類が平和でありますように




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