日本は何故戦争に負けたのか

これはアメリカの戦力に負けたのではありません。太平洋艦隊の戦力では日本は倍の戦力を持っていました。ですから、常識で言えば日本が勝って当然であり、また山本五十六もそう考えていました。ただ、昭和天皇は米英とは戦争をしても長期戦になれば負ける可能性があったので、東条英機になんとしても、アメリカとの和平を結ぶことを求めていました。

しかし、アメリカのルーズベルトは、日本とは一切和平をするつもりはありませんでした。石油もくず鉄も一切輸出しないことを断固として決めており、日本に戦争をせざるを得ない状態に持っていくことを狙っていました。ルーズベルトは民主党の大統領で、一切戦争はしないという公約を上げて大統領になっていました。

ところが、ヨーロッパではナチスドイツが大半を占領して、英国も危ない状態でした。チャーチルはルーズベルトにさいさい援助を求めていました。ルーズベルトは日独伊防共協定(これが三国同盟になる)のことを知っており、日本と開戦できれば、ドイツとも開戦できることを考えていました。日本に戦争に走らせて、それを応じるという方法でドイツに参戦することが最も現実的でした

その為には、とことん日本を追い詰めることが必要でABCD包囲網を作り、資源のなかった日本は生き残るには南方に石油を求めていくしか道はありませんでした。パールハーバーの前に日本は南方に進出して1941年12月12日(日本時間)に昭和天皇が大東亜戦争の開戦の詔勅を発表しました。その中で、昭和天皇は日本が生き残るためにやむを得ずする戦争であって、私の欲する戦争ではない旨を述べておられます。いわば自衛戦闘というのが正しい言い方だと思います。

その開戦の詔勅の前に真珠湾攻撃が行われましたが、これは、アメリカのハルという外交官と文書を交わして日米交渉を行っていましたが最後の巻が誤字脱字の多いひどい文書で、その翻訳に手間がかかり、予定より遅れて天皇の開戦の詔勅が出されたため、日本の零戦隊はオホーツク海の方におり、アリューシャン列島から米国が進出する警備を行っていました。雲南零戦隊は前もって開戦の詔勅の時間を聞いていたので、天皇の詔勅よりも前に真珠湾攻撃をするという矛盾したことになってしまいました。これを山本五十六は悔しがっていました。

このことは、アメリカ人民を怒らせることになり、主戦論が主体になり、ルーズベルトは予想通りに第二次世界大戦に参戦が可能になったわけです。真珠湾攻撃があることは暗号の解読でルーズベルトは知っていましたが、ハワイの基地には知らされてはいませんでした。フィリピンにいたマッカーサーーには知らされていました。全てはルーズベルトの策謀でした。

皇軍(日本軍)は戦時国際法を遵守して、民間人を故意に殺すようなことは中国大陸でも太平洋でも行ってはいません。行っているように見せかけたのは中国やアメリカの宣伝に他なりません。

毛沢東は皇軍に感謝しています。皇軍が蒋介石の軍隊と戦ってくれたので、我々赤軍が勝てたことに対する感謝です。皇軍は世界一規律正しい軍隊で、皇軍が行くところでは治安が良くなり、道路や橋が造られインフラが整備され、現地の商品もよく売れ、民衆は日本軍がくると、日の丸と満州の五色旗を振って大歓迎しています。これは、当時のアサヒグラフや日本のマスコミの書く記事を見れば良く分かります。

さて、軍事力が圧倒的に勝っていた日本海軍が何故大敗したのでしょうか?これは、科学力の相違でした。まずアメリカの海軍ではレーダーが使われていました。レーダーを発明したのが日本人の尾崎玲於奈でした。彼は日本海軍に相談しましたが、あっさり断られてしまいました。そこで、米軍に相談すると、採用されて、当時の空母には必ずレーダーをつけていました。空母が攻撃されたら軍事力の大半を失います。尾崎玲於奈は今でも米国に住んでいます。

ミッドウェーで日本と米国の総力戦が行われました。日本の空母は四機、アメリカの空母は二機、しかも日本側には無敵のゼロ戦が控えていました。しかし、日本の無線は暗号が解読されていました。日本は実戦主義であまり科学的なことには無関心でした。なにしろ、日本軍とゼロ戦は半年の間に東はインド東部から西はフィリピンまで東南アジアの全てを占領して白人を追放していました。そして、日本軍は言葉を統一して、独立義勇軍をつくり、戦争が終わったら独立宣言を出し、戦争に負けない軍事訓練を当時の若者に教えていました。

日本は敗戦しまししたが、太平洋戦争により東南アジアの全ての国が欧米の圧政より独立しました。これは、東南アジアの人々にしてみれば奇跡のようなことでした。日本がまいた種が全て実ったのです。

東南アジアの全ての国を占領した日本軍とゼロ戦の力に奢っていたかも知れませんが、暗号なども余り重視していませんでした。しかし、暗号の解読力、レーダーの力がアメリカ太平洋艦隊に勝利をもたらします。

まず、相手の軍艦の位置を知ったのは米軍でした。これは暗号をよく解読していたからです。先に知った方が有利になります。用意が早めに出来るからです。日本海軍の位置をいち早く知った米軍は、とにかくどんな戦闘機でもよいから爆弾を持たせて、一万メートルくらいの高さまで上げて日本の空母にせまりました。日本の空母にはレーダーがありませんから、米軍の爆弾を積んだ爆撃機が上空にいることは目視では分かりませんでした。

日本の三隻の空母の上空に爆撃機がつきました。そして、一万メートルの上空から急降下をして、空母をめがけて爆弾を落としました。空母は中にガソリンの入ったゼロ戦を何百機も積んでいますから、爆弾が破裂すると、中にあるゼロ戦のガソリンに火が付いて爆発を始めます。三隻とも10分位で爆撃され、空母は火の海になっていきました。そして、戦力の中心の空母三機がやられ、日本海軍は大損害を被りました。空母は燃えて日本軍の手で海中に沈められました。日本軍人はみんな泣いていました。

最後に残った飛龍も米軍の攻撃で沈んでしまいました。予想もしなかった現象に日本軍人はなすすべもありませんでした。大和に乗っている山本五十六も負けを認めました。こうして、日本の虎の子の四隻の空母が犠牲になり、アメリカの太平洋艦隊が天下を取り、これから攻勢をかけてきます。あの時ミッドウェーで日本が勝っていれば、山本五十六はアメリカと和睦を結んで、戦争を終結するつもりでしたが、米軍は本土の都市という都市を爆撃して多くの民間人を犠牲にしました。

これこそ、戦時国際法に反する行為で、処罰されなければいけないことですが、初めから捏造と不公平が当たり前だった東京裁判で、米英系オランダなどは日本を諸悪の根源にして、無実の軍人が死刑になりました。これほど不公平な裁判はなく、戦勝国が敗戦国を裁くという前近代的な裁判を行って、日本人に罪を着せ、捏造した大虐殺などをいともあったように見せかけて、日本民族に自虐的な意識を植え付けました。神がみたらどうおもうでしょうか?日本人は神に愛されています。だからこそ、戦後復興して世界の模範になるような国になりました。日本人の勇気と善意よ永遠なれ、何れ全てのことの真実が明かされる時が来るでしょう・・・。




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