自分も光る 人類も光る


科学が頭打ちになって、霊的な革命、霊文明が現れてくるんだということになっているのです。こうしなければならない、ああしなければならないではなくて、そうなるようになっている。現れるべき人が現れ、現れるべき教えが現れ、すべてが結集するようになっている。個人もなるようになっている。世界もなるようになっている。p.17

アメリカと提携すれば、中共、ソビエトは敵になるわけです。といって安保条約をやめればアメリカが黙っていないで敵になる。この現象界ではどうしていいかわからないんですよ。本当のことを言うと、肉体人間の知識では、この現象界での歩みでは、一歩も進めない。神様を抜かして今の現状になったら一歩も進めない。私はこう思うなんてことを言うんだったらその人の頭がどうかしてるんです。今は絶体絶命のところですよ。p.21

だから皆さんは誠の心で一貫して貫くんですよ。真(まこと)で貫けば神様が必ず助ける。断固としてまことを貫く。肉体の命なんか惜しくないんだ。どんなに生きたって百年です。p.39

宗教というものは、人類が神様の命を自由に発揮して、命があるままに生き生きと生きることなんですよ。生き生きと生きている、それを自由解脱って言うんですよ。p67

いっぺん自分を昇天させてしまうのです。自我というものがありますね。自分でいい悪いと判断する、自分で自分の心を抑える。そういう想いをいっぺん祈りの中に入れてしまうのです。自分でいい悪いと判断する、自分の心を抑えるというのは、いい癖ではないのです。思慮分別といいます。p71

今までは守護霊守護神というものを説いていないから、説いていてもいい加減な説き方をしているものだから、今までの宗教では判らなかった。どうして業が出来たのか、完全円満な神の子がどうして苦しんでいるのかということだけれども、完全円満という姿は、分霊と守護神守護霊との三つ合わせての姿なのです。大神様が守護霊守護神と分霊と混ぜた上で初めて完全になるように仕組んであるのです。守護霊守護神を抜かした分霊だけでは完全ではありません。三者が協力して、初めて完全な神様の姿が出来るわけです。p.100

地球人類全部を救わなければ、神のみ心は成就しない。神のみ心は、信じない者を救わない、信じた者だけを救うというものではない。太陽の光がすべてのものに当たるのと同じだから、すべてを救うのだ。

少なくても、五井先生というものがやっている運動というのは、選ばれた者だけを救おうなんていう運動じゃありません。
一般大衆、地球人類全部を救う働きをしようという活動なのです。p.114

いつでも自分の想いの中には、人の想いがあって、人の悩みなどがここにあるわけですね。だから全部の人が救われない限り、人の想いや煩悩は消えない。世界人類が本当に平和になって、本当に和気藹々として、闘争心や憎悪の想いがなくなった時、初めて五井先生の救われがあるのであって、私の救われはすべての平和が成就しなければ無いわけです。そのために私は来ているのです。

自分というものをすべて、世界平和の祈りの中にすべて投げ出して、世界平和の祈りの中から、
なんにも怖くないんですよ。世界平和の祈りにすべて投げ入れ、そこから一歩一歩踏み出してゆけば
なんにも怖くないですよ。たとえ病気が出ても、それは消えてゆく姿、不安が出ても消えてゆく姿、
どんなことが出ても全部消えてゆく姿になる。p.140

自分はダメだもんだ、肉体の自分はダメなもんだ。ということが本当にわかってきた時に、初めて、ああ神様
この何もわからないダメな人間をどうかお助け下さいってことになるわけなんです・・・だから宗教の一番の
第一歩というものは、まず自分という者はダメなものだと、肉体人間というものはダメなものである、ということが
わからないと、踏み出せない。p.162

神のみ心と一つになって、悪いことは絶対しない。しかし、なんでもかんでも真理のままに行おうとすると、
人間関係が窮屈になって、苦しくて生きられません。そこで阿弥陀様があるんですよ。法蔵菩薩のような人が
あるんです。あるいは親鸞上人みたいな人があるんです。イエス・キリストみたいな人がいるんです。
人間は凡愚で、神様のみ心のままに行えないだろうから、サァ私の通りにおいでなさい。私が代わりに
あなたの悪いところを背負ってあげますから、みんな私と一緒にいらっしゃい、とこういうわけなんです。

私たちのやり方というのは、今までの把われ、過去生からの把われ、善悪に対する把われ
これがいい悪いという把われを、みんな神様の中にお返ししてしまって、改めて神の子としての
日々を送る、というやり方なのです。その一番易しい方法が世界平和の祈りなんですよ。p.169