人類の歴史と救済

古代の人類

人間は神の子であり、古代では、人類と神とは一体でした。人類は神の御心を直接知り、神から恩寵を賜り、不自由のない神の子として存在していました。したがって、人間同士が争ったり、憎み合ったりすくこともありませんでした。このことは、各民族の神話を見るとよく分かります。古代ローマの神話では、最も古い時代を「黄金の時代」と呼び最も平和で豊かな時代としています。中国でも、古代は聖賢が政ごとを行う理想国として伝えられています。日本の神話でも、古代は「神代」と呼んで神政政治が行われていました。

人類の試練

ところが、肉体生活を長く行っているうちに、微妙な神との繋がりが薄れていき、神との一体感を忘れてしまい、自我欲望のとりこになっていきました。人間は自由意志をもった存在でしたが、禁断の実を食べてしまったのです。そして、他者を侵し憎しみ合うようになり、人間は悪業を潜在意識(幽体)にため込んでしまい、生老病死の苦悩が人類を蔽ってしまいました。

神の救済

神は人間をを愛しておられ、人間を救済するために、守護霊・守護神を各人に配置し、人間を神の御心に則るように導くようにされました。そして、主イエス、親鸞、五井昌久先生等の聖者を人類に送り、神は我が子である人間を愛しておられ、人間のすべてを救おうと深く願っておられること、(阿弥陀如来の本願)したがって、神の愛(本願)を信ずれば必ず救われて、神の世界に戻れることをお聞かせになりました。
実際に神の愛(本願)を受け入れた人は、利己主義から神の御心に変えられいき、心も穏やかになり、死後は神の国へ帰って行きました。

しかし、神の愛を知らない人は、利己主義を改めることなく、天へ帰ることができず、輪廻転生から解放されませんでした。(一部の優秀な人は、瞑想により解脱して輪廻転生から解放された人もいました)

霊文明

その間、人間は物質文明を発達させましたが、人類から戦争や憎しみをなくすことは出来ませんでした。そこで、地球最後の預言者を送り、神はすべての人を救済し、再び神と人類とが一体になり、地球に理想国が出来ること(キリストの再臨、弥勒菩薩の救済)をお告げになりました。そのような霊文明が起こり、地球人類は進化した宇宙天使になり、神の直接的な愛のもとで素晴らしい霊文明が間もなく実現することが約束されています。

み仏の 願を信じる 真心は 菩薩の心 如来の心

煩悩の 雲群がれど ひたすらに 凡夫を救ふ 願を信じて


星眺め 願ひを託し 清らかな 平和の祈り 菩薩の祈り

善悪も 優劣もなく み仏の 尊き願に 違ひあらんや



BGM

カンタータ第140番「目覚めよと呼ぶ声あり」

            聖三位一体         ムリリョ





Top page