五井昌久講話集1〜5

 五井先生のみ教えは深く広く、キリスト教、仏教、神道、その他のあらゆる宗教・哲学を包含していると云ってもよい。その深くて広いみ教えを、五井先生は講話でまるで中学生でも分かるように、平易に語っておられる。その講話集が5巻にまとめられている。この講話集を読むと、五井先生のみ教えのほとんどすべてを理解することが出来る。

 この講話集には、適切な見出しがつけられていて、五井先生のみ教えをさらにまとめ易く工夫してある。筆者は、講話の見出しを記していくと同時に、特に銘記すべき五井先生のみ言葉を書き抜くことにより、五井先生のみ教えを紹介しようと思う。詳しく知りたい方は、ぜひ購読してお読み頂きたい。きっと、貴君にとってかけがえのない座右の書になることは間違いないと思います。





五井昌久講話集1

本当の幸福

・仏教の特長、キリスト教の特長
  日本人は、自己の完成と共に、社会人類の平和のために生命を挺してゆくことが必要なのです
・真の平和世論をよびおこせ
・人間とは何か
  業はまわるならまわるままにし、人間は光そのもの、光明燦然たる生命なのだ!とつねに想い、
  内なる神を呼ぶのです

・自分を責めないで神に真っ直ぐにつながる道
  いかに業が荒れ狂い、気持ちがゆれつづけようが、つねに内に静かなる、ひそかなる真澄なる
  ものがあるのです。それが本当の人間なのであり、神なのです。光明燦然として天地を縦横に
  動きうるもの、それが本当の人間なのです
・霊光団の守り
  現れ出た業はどんなものであろうと全て消えてゆくと想い、ただひたすらに光明燦然たる神、直霊を
  見つめること、想うことです。これが根本です。
・正法に奇異なし
  自分の本体を現すこと、世界人類の平和を想う、この二つの祈りを常にすることです
・守護霊さんの力
  輪廻し煙のように消える業想念をつかむことなく、ただ光明のみを掴む、神様の光のみを
  見つめ続けることです。これが光明思想であり、自分を救い、世界人類を救うことになるのです

・自分を偽ることを止めよう
・パンのみにて生きるにあらず
  生きても死んでもあなた様まかせ、どうぞ御心のままになさしめたまえ、と思える人は天国の人です
  
  病気、不幸、すべて悪い事態が起こっても、すべてはよい方向に進んでいるのだ、と絶対に想えるように
  ならなければなりません

真の救いを体得する

・人間の本源を悟らせるもの
・神の生命が生きるのです
・報身の仏と法身の仏
・私の阿弥陀仏観
・素直に拝めるようになるには
  自分の魂のお父さんお母さんである守護霊さんが自分と常に一緒にいて下さり、守り導いて下さって
  いるのだと知れば、観念的な冷たさではなく、感情的な温かさで、自然にありがとうございますと感謝が
  でき、そのまま天(神)につながることが出来るのです

・善と悪をはっきり区別せよ
・常識をはずさないで常識を超える
・拝みあうことは命がけのこと
・禍を転じて福となすとは
・すべては消えて神のみまします

人間は業生ではない

・業の起因
・人間本来業生ではない
・業生をこえるには
・終わりまで堅い信仰をもつ者は救われる
  最後の最後まで信仰を堅持する者は必ず救われるのです
・一向専心神様ありがとうございます
  何でもかんでも現れた悪いことは守護霊さんにまかせてしまうことです。まかせきって感謝していく、
  その気持ちが一向専心南無阿弥陀仏あのです。
・守護霊のお導きは絶対に善なのです
  親鸞上人の師、法然上人に対する「御坊に従って例え地獄へいってもかまわない」という信仰を
  守護霊にすることです。それほどまで信じて、例え死んだとて、その人は死を超え、業を超え、
  神に生命を任せきっているのですから、神界行きです。しかし、そのような信仰を持った人を神様は
  死なせはしませんよ。守護霊の導きに従って悪いことが現れた時、動揺してはいけません。これで
  業が消えてゆく、必ずよくなると、その信仰をあくまで堅持することです。これが天とつながる道なのです。
  失敗しようが、人に悪口をいわれようが、ただただ守護霊を信じ切ることです。信ずるより他にはないのです。

・人を赦し自分をも赦す
・人事を尽くして天命をまっとうせよ
・真の愛について
  真の愛とは救いのために生命を投げ出すこと、無我です。生命を投げ出した無我の愛こそ真の愛なのです
・夢と守護霊の導き

神界のお浄めと人間界

・一神にして多神
・人間は天と地をつなぐもの
・武力も制圧的思想も世界を平和にしない
・日本はどうすればよいか
・祈らば平和はこない
・貴方の祈りこそ世界を救う
・平和の祈りか、武力か
・内なる神性の祈り
  自分の内なる神様が世界平和の祈りを祈っているのです。ですから祈りは強いのです
・観念を神に捧げよ
・奇異を求めるな

日本の使命

・日本は世界の雛形
・幽界を浄めねば人類は浄まらぬ
・神の子の力を祈り出せ
・人間の本体を神と知れば無限力が出る
  人間は、本当は自分は神様と一体である、私の本体は神そのものである。と少しでも悟りさえすれば
  、その悟った程度に従って、無限の力を発揮できるのです

生命よ光り輝け

・内より光が出る
・魂をきたえる
  どんな災難や病気や障りがこようと、自分の魂を守護霊さんが強くしようと訓練されているのだ、と
  思い定めることです


  苦しみが大きければ大きいほど業が大きく消えてゆくのです

・本当の自分は天界にいる
  本当の自分は天にいるのだ、守護霊・守護神様が守っていてくれるのだから大丈夫という
  想いで、その場その場をのんきに、明るく、生命を充実させて生きることです

・生命をいかしきれ
・生命をいかしきるためには
  人間本来の生命は、神より来たる聖霊なのであり、光なのです。清浄そのものなのです。

不幸は乗り越えられる

・人間の本体は永遠不滅の生命である
・不幸は過去世の業の消えてゆく姿
  今不幸と現れている姿は、天命を現すために業を消しながら、光明界へ光明界へと前進している
  姿なのです

・冬来たりなば春遠からじ
  一番せっぱ詰まった時が、幸福への門を開きかけているときなのです
・人間よ勇気をもて
  運命から逃れようとせず、出てくるものは潔く受けよう、という一大勇気と出てくるものは必ず
  消えるんだ、これでよくなるんだ、守護霊・守護神さんが加護して、必ず消して下さる、と
  強い信念をもつことが大切なんです

・どいしようもない能力の差はどこから来るか
・どんな運命も必ず良くなる
  どんな運命も必ず変わるんだ。運命はつくりなおすことが出来るんだ、と守護霊・守護神の力を
  信じて、一心に感謝を捧げ続けてゆけば、あなたの運命は必ず良くなるのです

・ひたすら守護霊にすがれ
・自分も人も責めては救われない
  神様は悪い人間をつくったことはありませんよ。ですからダメな人間だとか、悪い私などと
  想えた時は、やはりあなたの業が消えてゆく時なので、それだけ本来の人間の光が、神の光が
  出てくるんです

・肉体は神の器である
・真の救いは神我一体の光から

真の芸術精神は宗教精神と一つである

・自然を通して神を求めよ
・くさみのない人間になろう
・真の芸術は神と一致した響き
・情操教育には天来の美しい作品を
・芸術的雰囲気のある宗教を
・最後の一分間までも高い理想にいきよう
  命のある限りは、米は必ず与えられます。ですから明日の米のことを思い煩う必要はないのです
・生活の中にこそ美の創造を
・真の芸術は魂にふれ心を高める
・すべてから美しさを見いだす力を養おう

日本を世界の光にしよう

・音楽にも国境はあった
・音楽にまで現れたイデオロギー
・日本人よ誇りと信念をもて
・罪をかばうことは愛ではない
・真の赦しと悔い改め
・日本を世界の光に

今に生きるが空なり

・今とは何か
・今を真剣に生きよう
・今を生かす方法
  まず肉体だけの自分でないことを信じなければなりません。神から来ている者であり、分霊であることを
  信じなければいけません。自分の本体は神として直霊といて天にあるのだ、と信じることです
・世界人類の平和を祈ることです
・真の祈りは生命の宣言である
  祈りと云うことは、自分の命をのりだすこと、命の宣言ということなのです、「私の命は神と一つである。
  神の命である」という宣言が祈りなのです

  宇宙神に向かって分霊が「私はあなたと一つです」と宣言するのが祈りです
・世界平和の祈り
  助けて下さいとすがりつくのではないんですよ。あなた方はもう救われているのです。人間の
  本体は光明燦然たる神様なのです。それがあなた方の本体なんです。肉体はその道具なんです。
  その真理を知って、人類と世界を救いたいという大菩薩心を興して、守護霊・守護神につながり
  世界と日本の平和をひたすら祈ることです。
・あなた方の祈りが天変地異を防ぐ
・法華経と日本の平和

誰でも仏になれる

・神様の心は雄大です
・誰でも神様になれる
・命をすてざれば命を得ず
  キリストは消えてゆく姿とはいわなかったけれど、命を捨てるということは「消えてゆく姿」ということです
・安心の境地を得るコツ
  病気なんてそんなに長くしているものではないんです。必ずある時間で消えるんです。肉体も消えます。
  やがて他の世界へ移るのです。そうでない場合には、必ず治るんです。

・消えゆく姿に徹する
・舞台の幕をあけろ
・この世界は想う通りになる

般若心経の根本

・本体と業想念を区別する
・最後の一分間が勝負
・真実の利益を得て下さい

質疑応答

問 先生の世界未来像の一端をお聞かせ下さい。

 大安心の悟りに日常生活のなかで達するには、どうしたらよいでしょう。

問 直霊(親神様)と一本になるのは想念でするのですか。

問 善因と悪因の旋回する速度は同じですか。

問 恋愛と結婚について教えて下さい。

問 想念は一時に一つしか出せないものでしょうか。

問 天の自分の座に想いを送ると、光となって返ってくるのですか。

問 自由自在心になるには、どうしたらいいでしょうか。

問 子供の教育に教えて下さい。

問 守護霊さんに高い低いがありますか。

問 先生のところに降りて来られる神々は・・・

問 東洋と西洋との文化と霊との関係はどうなっておりますか。

問 古事記というのはどんな本でしょうか。

問 感謝をすれば業が消える、ということはどういうことですか。



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